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HARG療法を途中でやめたら効果は無くなりますか?

HARG療法を途中でやめられる理由として、経済的理由や転勤が理由で通えなくなってしまうことが稀にあります。

一度治療をやめた患者さんが再びご来院されることは滅多にないですし、実際に私の目で確かめたわけではありませんので確定的なことは言えません。

その上で、HARG療法の効果は持続しているものとは考えますが、

  • 発毛が満足した状態ではなく、不十分な状態でドロップアウトしている点
  • 男性型脱毛症(AGA)、びまん性脱毛症は治る病気ではありませんので、脱毛を止めることはできない点

これらを考慮すると、ある程度はHARG療法の効果は持続していると考えますが、放置すれば薄毛は進行しますので、症状が悪化していく可能性の方が高いように思います。

実際メンテナンスを5年以上受けず、元の状態までには戻ってはいないものの、経年の脱毛により再生した部分の毛髪が減ってしまい、何回か治療を行った症例を数例経験しております。

なので、満足いく発毛を実感できるまでの発毛期間は継続して治療を受けにお越しください。治療が終了した後も年に1回〜2回のメンテナンスを行うことで、男性型脱毛症(AGA)、びまん性脱毛症に負けない毛根を維持できるので、発毛も持続するのです。

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このページの監修者

吉澤和彦のアバター 吉澤和彦 四谷ローズクリニック院長

医療法人社団吉医会 四谷ローズクリニック院長/日本医療毛髪再生研究会 理事長/HARG療法の共同開発者として、日本医療毛髪再生研究会の創設に従事。以来14年間、HARG療法で2,400名以上の患者様を施術し「毛髪再生」の治療実績を上げる。また、後進の医師たちへの指導や新しい技術の開発にも携わりHARG療法のリーダーとしての役割も果たす。2022年、同研究会の理事長に就任。薄毛治療の最終手段と呼ばれているHARG療法をさらに一般に広めるために活動をしている。

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